公務員の退職

私が退職した理由 〜3つの公務員あるある〜

 

どうも!おじさんです。

 

あーもう公務員辞めたいなー辛いなーと思ってしまうことありますよね。おじさんも妻に定期的にもう辞めたいとLINEしていたことを思い出しますw

#LINEって#家で話せ

 

「じゃあもうやめちゃえばいいじゃん。」と言われそうですが、なかなかそう簡単にはいきませんよね。

おじさんも41歳役職係長で退職しましたので、家庭もあるし、仕事の責任もある。すぐには難しかったです。

 

立場は違うかもしれませんがみなさんもそうですよね。

 

やっぱり、毎月給与がもらえたり安定はしているのですから。

 

公務員の方に限らず中途退職は転職・創業いろいろだと思いますが、おじさんの場合は創業です。

 

でも、そこに至るまでものすごく色々悩んだり、嫌なことがあって辞めたいと思ったので、おじさんが本当に辞めたいなと思った理由を3つお伝えします。

 

公務員を辞めたい理由その1 先が見えて嫌になった

いろいろな感情が複雑に絡み合っているので、その時々で一番が変わるので、一言では言えないかもしれませんがおじさんの場合はこれが最終的に1位だったと思います。

 

おじさんの市は最高位が7級の職員で課長職がMAXでした。

 

職員の中ではイケてる課長でも、やっぱり選挙で選ばれたおバカさんや、任命されただけのおじさんやおばさんに、どんなに間違っていると思っても頭を下げなきゃいけないのかと思ってゾッとしました。

#民主主義へのアンチテーゼか #そこまでヤバくない #議員の質は市民の質 #質をあげなきゃいけない

 

やっぱり間違っていることに違うと言いたいし、答えのない問題には議論を繰り返したいという信念でいます。そのぶん、周りがフォローしてくれていたのかもしれませんが、このまま課長になれたとしても、多分おじさんはぶつかって市長に迷惑かけるだけだなと思ったのが退職した理由の1つ目です。

見たことあるでしょ?課長が議員に頭下げてる姿。その姿にはなりたくないしできないなと思ったんです。

#公務員あるある

 

公務員を辞めたい理由その2 庁内調整という謎の業務は嫌だ

 

本当に強くお伝えしたいのは、公務員も市民の皆さんが笑顔になるとか楽しく暮らせるためになにかできないか?と思っているんですよ。末端レベルでは間違いなく。

#ガチです #でもたまにクソなやつもいるから #誤解される

 

とはいえ、庁内の調整、市全体の政策、予算、議会など多種多様な人間を経て政策を生み出すともとのかたちがわからなくなるほど歪んだものが出てきてしまうんです。

 

予算の折衝では、「こういう政策をプラスするなら予算つけるよ」とか言われると頷かざるを得ないじゃないですか。だって、やりたいことはできるんだから。

その程度ならまだいい方で、課長たちが集まる会議で説明すると、どうしても通じない政策があるんですよね。

#多分DXとか超大変だと思う #「何だそれマツコか」とかオヤジギャグでてるよ

 

世代で決めつけたくはありませんが、何度話しても、たとえ話をたくさん交えても、伝わらないと歪んで捉えられてしまいます。そうすると、「後で聞いていた話と違う」とかになり、本来はやらなくてもいいような庁内調整とかひ走ることになる。

そうして、本当ならラーミアの卵だと思っていたのに、キメラが生まれたみたいな。

#ドラクエ3わかる? #みんなのお金だと言って誰のためにもならないものが生まれる

 

心当たりありません?市役所の人に認められるより、市民の皆さんのためになりたいはずなのに。

#公務員あるある

 

公務員を辞めたい理由その3 政治と行政ではない場所で町を面白くしたくなった

小さい市町村あるあるかもしれませんがこんなことありません?「議員に言って〇〇変えてもらった」とか「議員に言って〇〇計画変更してもらった」とか。

#そういうのヘドが出るほど嫌

 

本来なら大きな計画の中に組み込まれている案件で、それに沿ってすすめるべき事案なのに。

議員も議員でそういうことわかっていない。もはや計画すら読んでいない。でも、そういうやつを選んでいるのもまた市民なんですよね。そんな市民に選ばれた人も市長はじめ無下にはできない負の連鎖。

MAXあるあるじゃありませんか?

#公務員あるある

 

そんなわけで政治には期待できないし、結局行政の中でも自分でいいと思ったことはできないということがわかりました。

#やっとかよ #公僕なんだぞ 

 

ならば、やはり自分の責任と預けられた資金で自分の思うことを表現したいと思い創業することにしました。

よくあるのが、であれば自分が市長に!とか議員になって変えてやる!とかにならなかったのは、本気で政治と行政に失望してしまったと思うし、それではそういう人を選ぶ市民の意識は変わらないと感じました。

それでも、公務員で良かったのはそういう現実をしれたこと。一生このままなら、議員が、市長がとか誰かの責任にしてしまっていたように思います。

最後に

昨今、行政主導のまちづくりより民間とともに進む事例が多くなったように感じています。行政に頼るばかりでなく与えることのできるまちづくりを目指しておじさん頑張ろうと思っています。

いかがだったでしょうか?退職したい理由。もしかしたらみなさんとは全然違うなとか思われてしまったかもしれません。でも理由はそれぞれでも、自己の幸せのために公務員という道を外れるのもそれもまた人生だと思います。

#川の流れのように

 

みなさんがより幸せに生きられますように!ちょびっと先で待ってます。

それではまた!

 

 

  • この記事を書いた人

さとあつ

どうも!さとあつといいます。 公務員(市役所)生活19年でピリオドをうち、田舎町にビール醸造所をつくるべく活動している40代のおじさんです。 公務員の実情と創業までの道のりを発信します。 読んでくれると二日酔いが軽くなる!かも。

-公務員の退職